デジタル・クワルナフ
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ソ連映画の超大作『ヨーロッパの解放』を観た。いろんな意味で超大作でした。
今日は秋葉原の駅前にある新しいビルでお酒飲んだんですが、閉まるのがやけに早いような。10時には追い出されました。

それはともかく。
観るのにえらい時間がかかった『ヨーロッパの解放』全3巻の紹介でも。

ヨーロッパの解放DVD01

『ヨーロッパの解放』1 クルスク大戦車戦・ドニプル渡河大作戦

(ユーリー・オーゼロフ監督。アイ・ヴィー・シー。1970年。ソ連)
「1万台の戦車、1千機の戦闘機、3万人以上の出演者、製作に6年を費やしたこの第2次世界大戦の記録は、いかにソ連が勇敢にファシズムと戦ったかを示すために製作された、ソビエト連邦時代の作品であるだけに、そのスケールの大きさには驚嘆するばかりだ。独軍が軍事力の1/3を投入した『クルスク大戦車戦』から、ムッソリーニの失脚とナチスによる救出、不可能と思われた『ドニエプル河強行渡河作戦』までを忠実に再現する」(パッケージ紹介文より抜粋。)

いや、凄かったです。ソ連映画の醍醐味がいっぱいの超大作です。
1巻179分、2巻130分、3巻159分、合計468分(約8時間)の長編で、ちょっとづつ観たために見終わるのに2週間かかりました。
大合戦シーンは今どきCGじゃなきゃ無理な感じで、人と戦車が大量に使われてます。上空からのシーンも多いですが、そこらへんの迫力は凄いですよ。
スターリンやらチャーチルやらヒトラーやらのそっくりさん俳優を使ってやってますが、軍人とかは知らないので有名人以外はどれくらいそっくりなのか分からないのが残念。
3巻の最後のベルリンの議事堂での戦闘シーンがカッコよかったです。
ラストシーンの時に議事堂の周りに集まったソ連軍兵士たちが喜んでるところは、議事堂をぐるりと廻る間、ノーカットで見せてくれます。
まさに戦争絵画の場面そのままでなんか嬉しかったんですが、記録映像を並べて見せないで、あれだけで見せて欲しかった。

この映画、会社の元上司にDVDをお借りして観たのですが、この人、中学の時にはすっかり独軍マニアとなっていて、学校の先生からは「おまえは基地外か!」とか言われたという強者。その後すっかり普通(?)の生活を送ることになったものの、昔取った杵柄というか、古傷がうずいて、こうしたDVDを買ってしまったりするわけです。

参照サイト
アイ・ヴィー・シー(IVC)
http://www.ivc-tokyo.co.jp/

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この記事へのコメント

おっ、いいっすねぇ。
知ってる人にも冬ソナの台詞を全部丸暗記したって人々(複数)がいたけど、台詞全部覚えたくなるようなステキ露語歴史映画を紹介してくださいよ~。
だって、自分では興味ない地域・時代だったけど、馬頭さんの紹介を見ておもしろそう、と思って試しに見てみた「ロック・ユー」なんてとてもおもしろかったですよ~。馬頭さんが紹介してくれる映画なら安心。はずれナシってことで。
それで覚えたロシア語を使って、ま、例えば、
「馬頭クンっておもしろ~い。どうして軍人みたいなしゃべり方するのぉ?」
みたいにロシア人に言われたら「もうサイコー!(チョーサー風に)」じゃないですか(笑)。
Posted by 雪豹 at 2006年10月16日 20:05

この映画の感想を書いてるサイトを探してたら、この映画でロシア語をけっこう覚えたという話がありました。
「撃つのなら2本足の獸にしろ」とかいろいろ使いどころに困る台詞ばかり覚えてしまっていたりして。
ロシア映画はほとんど観てないですね~。レンタルビデオの会員ですらないので、基本はDVD買いなんですが、ロシア映画って安売りの中には入ってこないんですよね。
でも『巨竜と魔王征服 イリヤ・ムーロメッツ』は欲しいかも。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年10月18日 00:16

「ロマノフ王朝の最期」にひっじょうに感動したので、ここに書き込ませてくださいッ! 感動しすぎてしばらく感想が書けそうもありませんッ! シュニトケ万歳!
馬頭さんが見たことあるならゼヒ語り合いたい(笑)。
なお、トラバしたくても、「ヨーロッパの解放」はまだ見てないのです…。レンタル屋にないのは、長過ぎるからでせうか。
Posted by 雪豹 at 2007年02月14日 19:12

>ロマノフ王朝の最期
たぶん、見てないです。
ラスプーチンが出てくる映画はなんか一部見た覚えがありますが、あれは違う?

>ヨーロッパの解放
あれは普通のレンタル屋には無いでしょう。あってもレンタル率低そう・・。ソ連映画冷遇というより、売れスジじゃない感じですからね。
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年02月15日 11:20
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