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『歴史に好奇心 黄金島・ジパング 謎解き・金の日本史』の難点
2006/09/13
本日はふと思いついて、おしるこを食べました。さすがにお餅3つと水気少なく作ったこしあんをどんぶり一杯喰うと、喉が非常に乾きますね。
まだこしあんを6分の1くらいしか使ってないので、早いうちにあと5回喰う予定。

それはともかく。久々のテレビ番組記事。
ここ最近、なかなか興味深いネタを取り上げるNHK教育の「知るを楽しむ」の『歴史に好奇心』ですが、今月からはじまったシリーズは日本の金の歴史について語ります。この『歴史に好奇心』のナビ役は毎回柳家花緑ですが、今度は彼とともに林家きく姫が参加。先に難点だけ言うと、演出とこの林家のキャラクター性が最悪です。このホームズ演出考えたやつめはどんな目論見でこんなことを? とにかく陳腐です。前の日本の夏のことをとりあげた時の演出にも問題ありましたが、今度のはさらに酷い。林家のキャラクターはまったく見てられないくらいやな感じがします。ギョギョギョっとします。
シリーズ自体は面白いので見続けますが、ちょっと辛いです。

このシリーズは日本の金の歴史について語るのですが、先週見た第1回では日本がなぜジパングと呼ばれたかとか、なぜたくさん金が取れるのかとかを紹介していました。

「ジパング」とはどうやら中国南東部の言葉で日本を呼んだ名称「ジッペン」が元になってるようです。アラブ世界で呼ばれた「ワークワーク」は「倭国(×2)」がなまった形だとか。9世紀半ば、バグダッドで書かれたイブン・フルダーズビフ著『諸道路と諸国の書』には黄金で飼ってる犬やサルの鎖を作った「ワークワーク」が登場。
749年、宮城県で初の砂金が発見されたそうで、その後生産量は増大しつづけたといいます。
ちょうど、8世紀から9世紀あたりにかけて、遣唐使が派遣されていたため、遣唐使を通じて日本の情報が中国に伝わります。遣唐使は政府から大量の金を資金として渡されていたので、遣唐使たちは中国で金を使って支払いをする。こうして中国人にとって日本は金の豊かな国であるということが想像されるようになるわけです。
これがイスラム商人を通じてアラブ世界へと伝わって『諸道路と諸国の書』に反映されることに。

砂金掘りの名人だという大森直之氏が登場。砂金についても語ってくれますが、なんと日本の川の90%で砂金が採れるとか。荒川とか多摩川でも採れて、世田谷区でも採れるというから驚きです。川のどこでもというわけじゃないらしいけど。
川の河辺に生える草の下にある土とかをやると見つかりやすいらしい。
かつて戦国時代以前の時代では、技術的に金といえば砂金のみだったそうです。
そもそも、なんで日本には金の産出量が多いのかというと、金は本来地中深くにあるものだけど、それが硫黄を含んだ高温の熱水によって解け出し、地表近くに来てから残留します。これが金鉱脈。金鉱脈から風雨によって削り出されたのが砂金というわけです。当然、硫黄を含んだ熱水などというものがあるのは火山国ならではで、それに地下水が多くなる多雨の気候も影響して、日本にはたくさんの金が産出されるようになるわけです。
と、九州大学の井澤英二名誉教授が解説してました。

なんか、日本はすごい良い条件なわけです。火山国・日本については『ヤマタイカ』でちょっと意識しましたが、これはまた面白いですね。

そういえば、『黄金郷に手を出すな』という新城カズマ氏のライトノベルがありましたね。新城節でやるポップなインディジョーンズみたいな・・・いや、インディジョーンズじゃなくルパン3世か・・・
まあ、そんな小説。イラストが村田蓮爾氏で良かった覚えがあります。


参照サイト
歴史に好奇心
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200609/thurseday.html

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by xwablog | 2006-09-13 18:07 | 日記
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