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7000年の歴史の重みが心地よい1級の品々。『ペルシャ文明展』上野・東京都美術館
本日はえらく眠たいといういうのに無理矢理『ペルシャ文明展』に行ってまいりました。
しかし、行っただけの甲斐がありました。これは凄いですよ~。ちょっと自分なんかは年甲斐もなく興奮しちゃいまして、もう大変でした。あまりのことにお土産コーナーでダレイオス1世の銅像(8000円)を買うところでした。


ペルシア文明展パンフレット

『ペルシャ文明展 煌めく7000年の至宝』

このパンフレット、2000円ですが、明らかにそれ以上の価値があります。ほぼ全ページがカラーで、写真、図版、解説が非常に充実しています。


前にこの東京都美術館は『ロマノフ王朝展』とかいうのやってたかと思いますが、おんなじ展示場所で、今度はペルシアものです。そりゃ行きますって。というか、行くとか行きたいとかじゃない、行かないといけない、なんですよ。


東京都美術館060910ペルシア展

東京都美術館入り口

朝一番に行くつもりでしたが、到着したのは10時くらい(9時からやってる)。入場料は当日一般1400円でした。

中は4部構成になってまして、最初は新石器時代の土器からはじまって、エラムの時代の初期的な文明、アケメネス朝アケメネス家の系図)、そしてササン朝の時代という感じになっています。やはり、アケメネス朝時代のものが一番多かったように思えますが、どの時代のものであっても非常に面白い、充実した展示品だったように思います。
土器の面白い形は驚きです。凄い細かい作りをしてて、土器とは思えないようなものばかりです。その作り自体がユニークなんですよね。
そして、動物文様・装飾がされた金属製品は非常に精巧に作られていて、じーっと見たくなります。そのデザイン性の高さも必見です。
さらに石像などの大物が迫力がありました。レリーフもいくつかありましたが、その特徴をとらえた作り方は、しみじみと関心させられます。中でも、やはりウチのサークルの名前の元になった「光輪(クワルナフ、もしくはフワルナ)」のレリーフが来てたのが凄く嬉しかったです。あと、マスティフ犬の石像は実物が欲しいと思いました。
他にも、歴代のシャーが作った金銀の貨幣が揃ってみれましたし、有名な硝子細工の器とか、装飾のほどこした皿、円筒印章なども見れて、本当に楽しかったです。


シャープール2世のポストカード

これは展示品にもあった、シャープール2世の像。

つい浮かれて、本当にダレイオス1世の銅像を買いそうになりましたが、パンフの他に『文化遺産』の古代イラン世界特集を2冊買ったので、さすがに諦めました。



文化遺跡8号古代イラン世界1

『文化遺産』8号 古代イラン世界1



文化遺跡8号古代イラン世界2

『文化遺産』13号 古代イラン世界2

各1500円。ちょっと高いので少し悩んだけど、普通に本屋で売ってるかどうか知らなかったから、とりあえず買った。というか、こんな本出てるとは知らなかった。

なにはともあれ、大変素晴らしいものでした。余裕があったら、もう1回行きたいくらいです。



有翼日輪マグネット

有翼日輪マグネット

ちなみに、お土産で有翼日輪タイプのアフラ・マズダのマグネットまで買ってしまった。金属製で裏に磁石がまんまついてるようなやつ。1200円。



どうでもいいことですが、自分は「ペルシャ」より「ペルシア」という呼び方のほうが好きです。

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ちなみに、『Art journal(アートジャーナル)』という雑誌のvol.49で、ペルシャ文明展の特集やってますよ。

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参照サイト
ペルシャ文明展
http://www.tobikan.jp/museum/Persia.html
イラン大使館
http://www.iranembassyjp.com/
デジタル・クワルナフ
http://www.toride.com/~digxwa/
アケメネス家の系図
http://www.toride.com/%7Edigxwa/digxwaFiles/genf/g_akemenesu.htm

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by xwablog | 2006-09-13 22:28 | 日記
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