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宗像教授シリーズがNHKスペシャル「文明の道」と夢の結合。星野之宣『クビライ 世界帝国の完成』
神風っていえば、今風に言うと自爆テロ。拒否することができずにやるはめになる人たちの自爆って、「自爆」というより「爆殺」されたようなもんか。
えーい、ラウンデル少佐が見本みせちゃるぞ。

そんなこんなで神風といえば元寇。元寇といえばモンゴル。モンゴルといえばチンギスハン。
今日は星野之宣先生が描かれた『クビライ 世界帝国の完成』をご紹介。

宗像教授『クビライ世界帝国の完成』星野之宣

『クビライ 世界帝国の完成 NHKスペシャル文明の道2』

(星野之宣。NHK出版。2003年。1600円)
「源義経の樺太経由の大陸行きの仮説などを調べるため大陸へ渡った宗像教授。そんな彼が導かれていったのは、世界に類を見ない大帝国を建設したモンゴル帝国の足跡だった。製鉄と馬、軍事システムと行政機構、文化の受容と広域な流通圏、そうしたものを結びつつ、帝国の発展とその要所要所に登場する不思議な囲郭都市が宗像教授にある推測をさせるのだが・・・」

かー、スケールでけー。でかすぎですよモンゴル帝国は。
これはNHKスペシャルで放映された『文明の道』というシルクロード(東西交易)と文化交流を中心にしたテーマを持つ番組があって、それとタイアップされて描かれた作品です。あの星野之宣先生の傑作漫画『宗像教授伝奇考』の続きが、こんな形で現れてくるとは思いもしませんでした。一度買い逃してしまって、ずっと買えませんでしたが、この前ようやっと手に入れ、読むことができました。
基本的にNHKの番組に沿った内容となっていて、あまり宗像教授の活躍の場面がないのですが、話の流れはとてもダイナミックで説得力があります。モンゴル帝国の国家理念とか計画がとても壮大なものであると感じさせてくれるのです。

ただ、モンシロチョウの話は何かとひっかけて話に食い込んでくるのかと思ったら、そのままスルーだった。今後の『宗像教授』の方で何かあるのかな?

参照サイト
文明の道
http://www.nhk-ep.com/view/10621.html

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追記。
海外では自爆テロのことを「カミカゼ kamikaze」って言ってるみたいですね。日本だとマスゴミが配慮して言わないけど。
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by xwablog | 2006-09-10 13:39 | 史劇
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