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蒙古の脅威をひしひしと感じる時頼。さいとうたかを&高橋克彦『コミック北条時宗』2巻から4巻
web拍手レス
>昔、ある雑誌で元寇を背景にした小説が連載されておりまして。なかなか面白かったのですが
>いつの間にか打ち切りになり・・・・それはともかくこの漫画も面白そうですね。
読み切りならともかく、連載小説は一度消えると本になる可能性が低いから切ないですよね。
この漫画はさいとうたかを氏が描いてるだけあって、さすがに上手いです。さいとう氏は歴史もの好きなのか、他にも武田信玄とか描いてるんですよね。

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おおお、まさかの雪とは。今外見たら、道の上は溶けてましたが、車の上とかのは積もってました。明日大丈夫かな。
しかし、寒いですね。最近は室温が低いのがたまらないので部屋の中でもコート着てます。

それはともかく。
漫画版の『北条時宗』。一応4巻まで読みました。

『コミック北条時宗』第2巻さいとうたかを高橋克彦

『コミック北条時宗』第2巻

(さいとうたかを。原作/高橋克彦。脚本/道又力。講談社。2000年。571円)
「1251年、正室の涼子(あきらこ)から正寿丸(しょうじゅまる)、のちの北条時宗が産まれ喜ぶ北条時頼だったが、涼子は側室から生まれた長男の宝寿丸との対立を不安がる。鎌倉は時頼の政権掌握に不満を持つ足利泰氏や将軍頼嗣などの影響から不穏な動きがみられるようになってきていたのだった。また、そのころ、遠くモンゴルでは、モンケ・ハーンとその兄弟たちが、東西の諸国へと大規模な侵攻を開始する・・・」

北条時宗が生まれてから蒙古軍襲来に立ち向かうまでを描いた歴史漫画・・・なんですが、4巻まで読んでみてわかりましたが、ここまでの主人公は北条時頼でした! (ぇー
いや、北条家の問題とか時宗が生まれてからのいきさつとか描くのはいいんですが、メインで活躍するのが時頼なんですよね。国内の問題、とくに身内との諍いを乗り切りつつ、ひいきにしている博多の商人・謝太郎(しゃたろう。謝国明の息子)の言う「蒙古が凄い勢いだぞ。備えないとヤバいぞ」という話に、いつも「なんとかしなきゃ」と悩み奮闘しています。だから息子影薄いです。異母兄弟のことも、親の側の問題という感じもしちゃうので、息子の苦悩ってのも重みを増すのは4巻半ばあたりから。しかも、その決着そのものはだいたい時頼がつけちゃってる感じも。
だから、これは北条時頼が主人公の漫画だと思って読めばいいのじゃないかと。そうするとすんなり読めます。面白いですしね。

日本の話と同時にモンゴル側の話も語られ、フビライが対宋戦線の責任者として実力を蓄えて行く様子が描かれます。それを警戒しはじめるモンケとの確執が起きたりしますが、これはモンゴル側は兄弟間で対立し、日本では兄弟間で仲良くしたって、感じで対比されてるようですね。
フビライも、北条一家も、なんかやけに善人で正道を歩む人っぽく描かれてます。ひと昔前の歴史モノの感じがちょっとします。



『コミック北条時宗』第3巻_さいとうたかを高橋克彦

『コミック北条時宗』第3巻

(さいとうたかを。原作/高橋克彦。脚本/道又力。講談社。2001年。571円)

この漫画ではじめて知りましたが、北条時頼は出家(道崇と名乗った)した後に勧善懲悪の諸国巡りをしたという廻国伝説があるそうですね。この漫画ではは時宗と商人・謝太郎を連れて、東北・十三湊まで行って、そこから船で博多を巡る旅をしています。
諸国巡りしながら各地でいいことするなんて、なんか『水戸黄門』みたいな話ですね。



『コミック北条時宗』第4巻_高橋克彦さいとうたかを

『コミック北条時宗』第4巻

(さいとうたかを。原作/高橋克彦。脚本/道又力。講談社。2001年。571円)

4巻では1263年に北条時頼が死亡するまでが描かれます。時宗も前途有望な若者になるものの、若くして重責を担わされ苦悩したりとか。
モンゴルではフビライがモンケの死とともにハーンになろうと決意します。
また、この巻では鎌倉で説法する日蓮が登場。そうか、日蓮ってこの時期の人だったな、とか思ったり。

あと5巻6巻はまだ未入手。普通には買えないかな? ネットだとなー・・・



youtubeにこんなのありました。

鎌倉紫陽花巡りⅢ@北条時宗公御廟所・円覚寺:JR横須賀線・大船~北鎌倉
シリーズになってるみたいで、鎌倉の北条時宗関連の名所を巡ります


参照サイト
北条時頼(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%A1%E6%99%82%E9%A0%BC
北条時宗(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%A1%E6%99%82%E5%AE%97
さいとう・プロダクション公式サイト
http://www.saito-pro.co.jp/
クビライ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%93%E3%83%A9%E3%82%A4

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by xwablog | 2009-03-03 01:23 | 史劇
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