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>本村凌二先生ですね?中央公論新社の世界史シリーズでも書いていましたよ。 >穀物配給券の逸話は笑っちゃいました・・・・・が、同時に感心しました。 >なるほど。心が弱くてもアタマで補える・・・・・ 「興亡の世界史」のシリーズはまだ三つしか読んでないのです。本村凌二氏の本も読んだことないので、ちょっと手を出してみようかな。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 前に指摘されて気になってた、スラヴ神話のチェルノボーグの記事のことを調べてみたんですが、参考文献として書いた『世界の神話伝説 総解説』とか『世界神話事典』とか見ても、どうにも元になった情報が見つからない。となると、ネット上にあった情報(wikipedia?)をそのまま信じて書いたとかかもしれない。もうちょい調べてなければ修正しないと。 それはともかく。 『ローマはなぜ滅んだか』 (弓削達。講談社。講談社現代新書968。1989年。550円。241ページ) 序--「ローマはなぜ滅んだか」となぜ問うのか 1--ローマ帝国の繁栄とは何か 2--道路網の整備 3--ローマ帝国の経済構造 4--経済大国ローマの実体 5--爛熟した文明の経済的基礎 6--悪徳・不正・浪費・奢侈・美食 7--性解放・女性解放・知性と教養と文化 8--ローマ帝国の衰退とは何か 9--第三世界(「周辺」)への評価の岐れ道 10--ローマはなぜ滅んだか あとがき 参考文献 略年表 索引 経済学・古代ローマ史の弓削達(ゆげとおる)氏の新書。20年も前の本なんで、ということもありますが、直接的原因としてパターン化したような社会的倫理の崩壊を持ってくるあたりは作者の意図したものかもしれません。手軽に読むなら、今ならむしろ『興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国』(本村凌二)を読むのとかがいいのかも、と思いますが、これはこれで面白かったです。 ローマといえば道路網ですが、それが庶民に直接的に恩恵をもたらさない、基本的に普通の人にはあってもなくても同じという点はへーとか思ったり。(実際どうなんでしょうね) 参照サイト 講談社現代新書 http://shop.kodansha.jp/bc/books/gendai/ スラヴ神話の神々 http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/hisf/his_kiev002.htm 関連記事 孤島の訓練所へ送り込まれた尊たちが互いに殺し合う。義凡&信濃川日出雄『ヴィルトゥス(VIRTUS)』第2巻 http://xwablog.exblog.jp/9739393 ローマで信仰されていた神々の流行や多彩さに驚きます。小川英雄『ローマ帝国の神々 光はオリエントより』 http://xwablog.exblog.jp/9029672/ 「カエサル暗殺」までの前半部分を観ました。ジョン・ミリアス『ROMA(ローマ)』episode01-12 http://xwablog.exblog.jp/8577307/
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| 2009-02-12 02:49
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