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キートンたちが動物たちの生態の神秘に触れる。勝鹿北星&浦沢直樹『キートン動物記』
12月だったのに暖かい日が続きますね。手袋しないで自転車乗れるくらいです。
まあ、外がどうだろうと、会社に籠ってる間は関係ないんですが。ウチの会社は、夏は冷房が効き過ぎて寒いし、冬は暖房効き過ぎて暑いしで、なぜかアベコベ。冬はTシャツ、夏はパーカーだったり。

それはともかく。

MASTERキートン番外編キートン動物記_勝鹿北星&浦沢直樹

『MASTER キートン/番外編 キートン動物記』

(原作/勝鹿北星&作画/浦沢直樹。小学館。ビッグコミックスカラースペシェル。1995年。1400円。95ページ)
「日英ハーフの考古学者、平賀=キートン・太一。のぼーっとした見た目とは裏腹に、元SASのサバイバル教官である彼は、食えない教授職ではなく保険の調査員として活躍する。そんな彼の父親・平賀太平は動物学者で、キートンをいろんな動物の事件に巻き込んでいく・・・」

『MASTER キートン』は、しょぼくれ臨時教員・平賀キートン太一は、陰ではロイズの調査員(オプ)をやっていて、英国特殊部隊SASで鍛えた戦闘技術を使って、悪戦苦闘しながらも見事に解決していく物語。浦沢直樹の傑作漫画のひとつですね。
本編の方もめちゃくちゃ面白いし、このblogのネタになる話もあるのですが、とりあえずこの前手に入れた『キートン動物記』のことでも。これはあるのは知ってたけど手は出せないでいたもので、ちょうど手に入れる機会があって、やっと読む事ができました。
1989年から93年までに『ビッグコミックオリジナル増刊号』に掲載されたものが集められています。フルカラーですが、どれも4ページ程度の短いネタ。各話ごとの間にキャラクターたちが会話する形式でのコラムが2ページ入っています。
まあ、『シートン動物記』のパロディのタイトルみてもらえば解る通り、ネタは動物です。父親・太平が動物学者ということもあって、動物に関した話をいくつも絡めてきて楽しませてくれます。
登場する動物は、ネコ、チンパンジー、カメレオン、サメ、カモメ、ウマ、ニシキゴイ、カラス、キリン、ビーバー、クラゲ、ウサギ、東天紅、ゾウです。
中でも話が良かったのはカメレオンのやつですね。
あと、ビーバーの話は面白かったです。彼らが何千万年もかけてヨーロッパの河川にダムを作り続けたおかげで、泥が堆積し、パリからモスクワまで広がるヨーロッパの大平原を作った、という。なんか途方も無い話ですが、500年前までヨーロッパ全土に何千万匹もいたビーバーを、食肉禁止のキリスト教の修道士たちが尻尾に鱗があるから魚だといってビーバーを食べはじめ、絶滅させたというから、それも途方も無い話ですね。

ところで、『シートン動物記』の話は子供のころに聞いたはずですが、なんか印象に残ってませんね。それよりむしろ『ファーブル昆虫記』の方が圧倒的に印象に残ってます。
ちなみに、ファーブルって本国フランスじゃほとんど知られてない人だとかなんとかってのはホントなんですかね。

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話変わりますが、いやいや画像UPできました。よかったよかった。

ところで、今月はGYOで映画の『コンタクト』が無料ネット配信されてるんで見てるんですが、やっぱ面白いですね。ほんと良作です。問題はあの日本が舞台になるシーンだけだ(笑
鏡餅出て来たとこで知ってたにも関わらず笑ってしまいましたよ。いいシーンなだけに台無しだ。
あと、知床半島の南側の付け根にあんな半島なんかねーじゃねーか。てか、北海道にフィヨルドってなんだよ。
あ、『ハートブレイクリッジ』も見れるのか。正月あたりにでも見よう。


参照サイト
ビッグコミックオリジナル
http://big-3.jp/
シートン動物記(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3%E5%8B%95%E7%89%A9%E8%A8%98

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by xwablog | 2008-12-18 00:52 | 日記
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