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騎士道のかっこよさをエドワード黒太子視点で描く。蒲生総『ガーター騎士団 Splendour of KING』全3巻
ちわす。馬頭です。
先日、『龍骨』の補足本『紅琥珀』を手に入れるために必要だということで、『HOBBY JAPAN』2009年1月号を買ったんですが、なんか説明読んでみたら、別に買う必要なかった。応募券とかあるのかと思ってましたよ。
しかし、久々に見る『ホビージャパン』は、相変わらずわけわからん形のモビルスーツが勢揃い。まあ、これ買っといてそれを言うのは間違いなんですが。それにしても、昔と比べてカラーページが増えた? もっと記事・コラムが多かった気がします。

それはともかく。

ガーター騎士団 Splendour of KING01_蒲生総

『ガーター騎士団 Splendour of KING』第1巻

(蒲生総。角川書店。あすかコミックス。1995年。390円。192ページ)
「14世紀のイングランド。騎士道に傾倒する国王エドワード3世を歯がゆく思っていた息子のエドワード黒太子は、父王とともにフランス遠征へと向かう。そして各地を転戦し、さまざまな場面で父王は騎士道にこだわり続ける。その度に呆れる黒太子だったが・・・」

英国大好き!の漫画家・蒲生総氏によるエドワード黒太子とエドワード3世をメインに描く中世イギリス史漫画! 時代は百年戦争まっただ中です!
角川書店が1990年代に出した『歴史ロマンDX』に掲載されたもので、全部で3巻となっています。
物語はタイトルが示すようにガーター騎士団の創設から、黒太子の死までを、騎士(道)とは何か、ということに重点を置いて描いていきます。
私は当時、これが目的で『歴史ロマンDX』買ってました。

1巻ではクレシーの戦いと騎士団創設の話、エドワード2世が廃されエドワード3世が即位する経緯、カスティーリャの無敵艦隊との海戦の話が収録されています。あと読み切り作品「Wallis ウォリス・至上の恋 永遠の愛」も収録。これは第二次世界大戦の頃、エドワード8世と結婚したウォリス・シンプソンの話。


ガーター騎士団 Splendour of KING02_蒲生総

『ガーター騎士団 Splendour of KING』第2巻

(蒲生総。角川書店。あすかコミックス。1996年。400円。176ページ)

2巻ではポワティエの戦いとナヘラの戦いのあたり。エドワード2世は妻フィリッパを失ってから駄目になってしまって、黒太子もそれが原因で気まずくなってフランスにあるイングランド領に行くことになります。スペイン戦で黒太子がすっかり体を壊してしまいます。



ガーター騎士団 Splendour of KING03_蒲生総

『ガーター騎士団 Splendour of KING』第3巻

(蒲生総。角川書店。あすかコミックス。1997年。410円。192ページ)

3巻ではエドワードたち一家の関係が描かれる話と、エドワード黒太子の側近ウォーリック伯トマス視点の話、そしていろいろな事が悪い方に向かう中での黒太子の苦悩と父王エドワード3世との関係、そして病死までが描かれます。

エドワード黒太子が物語を通じてずっと長髪の美青年、騎士道を体現した理想的な騎士・王子として描かれます。もちろん、悪い部分も描きますが、そこらへんも物語に組み込んでかっこよくまとめています。エドワード3世も同様で、やはり立派な騎士として描かれ、一度は駄目になってしまったても最後にはいいところみせてます。
話も面白いし、キャラクターたちも魅力的に描かれていて、これを読めばこの時代の英国史が好きになること間違い無しです。非常にオススメです。是非。

ちなみに、これの続編といて『リチャード2世』という作品があります。黒太子の息子リチャード2世が主人公です。これもまた入手したので次あたりに記事にしますね。

参照サイト
月刊あすか(ASUKA)
http://www.kadokawa.co.jp/mag/asuka/
エドワード黒太子(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E9%BB%92%E5%A4%AA%E5%AD%90
エドワード3世(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%893%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%8E%8B)
百年戦争(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E5%B9%B4%E6%88%A6%E4%BA%89

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by xwablog | 2008-12-14 00:19 | 史劇
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